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再生

しばらく前にこんな夢をみた。


    私は風俗嬢の仕事をさせられている。

    広場の真ん中には、

    近所のスナックのマスターが立っている。

    彼は私の憧れの人で、

    その瞳になら、見通されてもいいと思う。

    ついつい彼に見とれていると

    店の人になじられて、髪の毛を摑まれ、

    お仕置きとして手首を切り落とされる。


私が好きだったこと。

朝もやの中を散歩して、近くの池の生き物たちに会うこと。

ヤクルトの空き容器と針金でできたシャンデリア。

粘土で作った蟻んこの家。

4Bの鉛筆でぐいぐいと、クロッキー帳に線を引くこと。

雲の切れ間の一すじの光を、カンバスにとどめること。


十四歳の頃までは、

この両手は

物を生み出す歓びにあふれていた。


絶望に蝕まれたとき、

人は心に気付けない。

奴隷にされる、惨めさに。

奴隷を欲する、虚しさに。

ただ一人で もがくだけ。

誰からも 隔てられたまま。


言葉が傷口を解かし、

深い痛みがよみがえる。

震えながら、問いかける。

この手は再び甦るだろうかと。


この作品を無断でコピー・引用することは、固くお断りいたします。

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