『HEART』
片隅のスピーカーから流れ出す
「ラルク・アン・シエル」の曲
私を揺らして
こころ震わせるもの
歌声は天を仰ぎ
砕け散るガラス細工
神学を独学するひとの
血のかよった讃美歌
他人の醜さに 自分の醜さに
耐えられない感性のうめき
無垢への憧れが捨てきれない
十代の気高さ
サウンドは混沌(カオス)に似た
熱い鉄を持つ溶鉱炉
媚薬入りの猫の舌
生の灼熱 死のざらつき
終わらない日常の足枷(かせ)から
解き放つもの
音楽にさらわれて
美しい夢をみる
壊死しかけてたHEARTが
鼓動を打って 生きようとする
この作品を無断でコピー・引用することは、固くお断りいたします。
コメントお待ちしています。
コメント欄が表示されないときは、下の行の固定リンクをクリックしてください。
| 固定リンク
コメント